色替えしたいけどどんな色が塗装できるの?

通常の鈑金塗装で使用する色はメーカーが塗装している純正色を使用すると思っているお客様がいらっしゃいますがそうではありません。
鈑金塗装では各塗料メーカーから何十種類もの色のベースを持っていて、その色を混ぜてメーカーの純正色に近づけて塗装します。
塗料メーカーによってベース色が違うので、それぞれのメーカーが配合割合のデータを持っています。

全塗装で色変えをしたい場合、「この車のこの色」(カラーナンバーがわかると助かります)と指定していただければ、その色の配合から塗料を混ぜて作ります。他メーカーでも構いません。お気に入りのカラーに塗装いたします。

色によって値段が変わる

全塗装の希望の色によって値段が変わります。

2コート・3コートについて

簡単に言ってしまうとコート数は何種類の塗料を塗るのかという事になります。このとき下地処理の塗装は含みませんので、上塗りだけのカウントとなります。

通常のキラキラするメタリックやメタリックのないソリッドと言われる色もカラーベースを塗装した後に透明なクリアを塗装します。(2コート)
代表的な3コート塗装といえばよく言うホワイトパールというものです。ホワイトパールの場合最初にソリッドカラーを塗ってその上に半透明のパールマイカのみを塗装し、その合成色がホワイトパールとして見えるわけです。その後にクリアを塗装します(3コート)手間も塗料も2コートよりは高くなります。
この他に赤や黄色などでも色の隠ぺい力が弱いものなどには近似色を下色として塗ったりする場合もあります。この場合は隠蔽を補うという意味合いで使われますがこれも3コートになります。特殊なところではラメ塗装もこれに入ってきます。
アルファロメオにはヌヴォラブルーやヌヴォラレッドというカラーがあります。これはパール塗装の塗料にゴールドパールが入っており、光によってゴールドっぽく見える色になっています。

昔は1コート(クリアを塗装しない)という仕様もありましたが、現在は施工しておりません。

また、塗料自体が高い色があります。赤は白や黒に比べてかなり高い色になります。

キャンディ塗装について

また、マツダの人気色「ソウルレッドプレミアムメタリック」はカラーベースの後に透明な赤いクリアを何度か塗り重ねてその後に透明なクリアを塗装するいわゆるキャンディ塗装というものになります。これは通常の塗装よりも手間が掛かります。部品をかなり外して塗装することが多いので、その部品も全てこのキャンディ塗装をするとなると、通常の2コートより塗装時間も塗料もかなりかかるのはおわかりいただけると思います。
ソウルレッドプレミアムメタリックだけではなく、手間は掛かりますが、とても目を惹くカラーなので全塗装の満足感は高い色だと思います。
キャンディ塗装は赤に限らず他の色でも可能です。

レクサスからはラディアンレッドコントラストレイヤリングというカラーがあります

「レクサスRC/RC F」が「世界初」の塗装技術、ソウルレッドを上回る

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1410/23/news155.html

新型NSX にはバレンシアレッドパールという特別色(プラス67万円だそうです)がありますね。

https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog/styling/design/