ハイラックス サーフを色替え全塗装をしました!
H様より、愛車の全塗装のご依頼を頂きましたので、ご紹介をいたします(^O^)/
今回はトヨタ ハイラックスサーフが入庫しました。
2009年に国内販売は終了をしてしまいましたが、今なおSUVブームの後押しを受けて人気のある車ですね。
初代は1983年から米国で販売をスタートしたハイラックスサーフ。
この型は2代目で1989年から1995年まで販売をしていた型です。
約30年前なので、ボンネットとかの艶はない状態での入庫でした。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8364.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8360.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8353.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8358.jpg)
ボンネットは日光やエンジンの熱でダメージを受けやすい場所になります。
30年にもなるとそのダメージは顕著で、ボンネットは写真のよな状態でしたが、サイド側やリアゲートはクリアーが剥げているとかいう場所もなくいい状態でした。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8355.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8347.jpg)
今回は色替え全塗装のご依頼でした。
色替えなので、色を変えた後雰囲気がガラッと変わります。塗装後の写真も楽しみにしてくださいね。
部品を外す・下準備をする
まずは取り外しが可能なバンパーやミラーやドアなどを取り外していきます。
古い車で重たいパーツなので気をつけながら作業をします。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1594.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1595.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1598.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1597.jpg)
取り外しをしたら、足つけ程度にペーパーを当てました。
足つけはサンドペーパーで旧塗面を傷つけ表面積を広げることです。
ドアの色の違う部分は全塗装で同色に塗るので、足つけが終わったら上下に分けるマスキングはせずに塗装をします。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1593.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1592.jpg)
このパーツは塗り分け塗装ありの仕様で艶消しブラックを塗ります。
メッキパーツだったり金属パーツも取り付けができます。
本体塗装と同じく足つけをしました。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1599.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1596.jpg)
写真にはなかったのですが、ボンネットは下地作業をしています。
一部悪かったりすると悪い部分だけサフェーサーを入れたりしますが、全体的に悪いとひたすらペーパーで削るか、
剥離材を使って剥離をしたりします。
剥離をした後は防錆を行なってから、サフェーサーを吹き付け塗装をして乾燥をさせて少し研いでから塗装をしていきます。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8348.jpg)
塗装する
全体的に足つけが終わったら塗装ブースに移動をさせます。
移動をさせたらマスキングを行なっていきます。
下地作業の時のマスキングは新聞紙を使いますが、色の塗装の時は新聞紙などの毛羽たちやすい素材のマスキングは使いません。
この車の場合はハトロン紙とビニールを使ってマスキングをしました。
マスキングを終わったら、皮脂などが塗装に悪さをするので脱脂をして、静電気などが埃を塗装に寄せてしまうので除電をおこなってから塗装に入っていきます。
今回は色替え塗装で、ドアの内側も塗装する仕様なので、ドアを外した状態で塗ることになりました。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1587.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1590.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1586.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1580.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1584.jpg)
本体の塗装が完了したら自然乾燥または遠赤外線ヒーターを用いて塗装面をしっかりと乾燥させていきます。
乾燥が終了したら、分解をしたパーツの塗装をしていきます。
ドアの内側まで塗る仕様なので、丁寧に内側も塗っていきます。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4501-1024x767.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4502-1024x767.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4503-1024x767.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4505-1024x767.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4506-1024x767.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_4511-1024x767.jpg)
写真はないですが本体と同じ色のパーツを塗り終えたら、次は艶消しのパーツを塗りました。
艶消しのパーツはクリアーを塗らないので、塗りあがった後に磨きで修正ができません。
なので他の塗装よりも気を遣いながら塗装をしています。
チェック・組み付け・磨き
全て塗り終わってから組み付けをしていきます。
ボンネットやドアなど重たいパーツが多いので干渉しそうな場所には必ずマスキングをして、複数人で取り付けを行なっていきます。
組み終わったらドアの動作確認や建て付けなどのチェックを行い完成です。
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1625.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1621.jpg)
磨く仕様ならこのタイミングで磨きを行います。
塗装が乾燥をする際に、塗料のシンナーが抜けて塗装の肌が締まって少しボヤッとした印象になります。
磨きをするメリットは、そんなボヤッとした印象をポリッシャーという機械を使用して磨き作業をすることで、塗装時に乗ったブツや埃を取りながら塗面をツルっとした質感の状態にすることができます。
磨きが終わり、最後に手洗い洗車をして完成です(^^)/
完成
完成しました!
グレーに色替えを塗装した姿は古っぽさを感じない姿になりましたね!
艶消しにした所もうまくはまっていてかっこいいです!
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2000.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1999.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1995.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1994.jpg)
ビフォーアフターです。
ピカピカになってまだまだ現役で沢山走れそうな雰囲気の車になりました!
完成後、とても楽しみに待って下さっていたH様に御連絡させて頂き、早速御来店頂いて現車を確認して頂きました。
そして今後のアフターメンテナンスもお約束してご帰宅となりました。
H様、この度はご来店ありがとうございました(^^)/
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8355.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1989.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8351.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1994.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8349.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1998.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_8357.jpg)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_1991.jpg)
このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
・愛用されているお車の色褪せが気になる
・長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
・中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/cta01.png)
![](https://zentosou.kk-trc.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/cta01.png)
現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!