アトレーを同色全塗装しました!
K市にお住まいのE様より、愛車の全塗装のご依頼を頂きましたので、ご紹介をいたします(^O^)/
今回はアトレーが入庫しました!
ダイハツのアトレーは軽トラの定番ハイゼットの乗用版として1981年に誕生しました!
もう誕生から40年以上経っていて歴史のある車の1つといえますね。
今回入庫をしたアトレーは4代目で1999年から2005年まで作られていた型だそう。
20年以上が経っていても大きな塗装の不具合はありませんでしたが、ルーフエンドスポイラーの塗装がヤレていたり、リアゲートの開口部やヒンジに錆があったりしました。
今回ご依頼をいただいたアトレーは同色全塗装を希望されていました。
塗装後はアッと驚く大きな変化はありませんが、大きく不具合は出ていなくても全体的には20年前の車ですので、色の差や艶感の違いを写真でも確認いただければなと思います。
部品を外す・下準備をする
まずは取り外しが可能なバンパーやヘッドライトなどを取り外していきます。
同色塗装で両側のドアの内側は塗装をしない仕様でしたが、リアゲートの開口部と内側はヒンジが錆びていたりしたため塗装をすることになりました。
なので両側のドアは分解をしませんでしたが、リアゲートは分解をして、錆を取り塗装をする準備を行いました。
分解を終えたら、塗装に必要な足つけを行いました。
足つけはサンドペーパーを用いて研いでいきます。
塗装は何もせずに塗ると剥がれやすかったり、塗装の悪い部分浮いてきます。
悪い部分を取り除き、足つけとして塗装をサンドペーパーで傷ついて表面に凹凸を作り表面積を広げて塗装を剥がれにくい状態にするのが塗装に必要な下準備です。
塗装する
足つけが終わったら、車を塗装ブースの中に移動をさせて塗装の準備をします。
下地では新聞紙などを用いてマスキングをしますが、塗装の時には使用をしません。
破った時に毛羽立つものだと埃や糸などが付着する要因になるので、表面がツルッとしていて破った時も毛羽立ちにくい
ハトロン紙やビニールなどを使ってマスキングをします。
マスキングが終わったら、脱脂をします。
脱脂は手の皮脂や汗といったものが車に付着をしているとそこが弾いて不具合になったりします。
脱脂が終わったら、静電気を取る除電ブローをして塗装の準備は完了です。
塗装後はこちらです。
ベース塗料を数回吹いて少し乾燥をさせた後にクリアーを数回吹いて、しっかり乾燥をさせました。
分解をしたパーツも本体同様に塗装をしていきます。
リアゲートは裏側まで塗装する予定だったので、分解をして治具で吊るして塗りました。
塗装の要領は本体と一緒です。分解したパーツが多ければ多いほど、分けて塗ったりするので時間はかかります。
写真を撮り忘れてしまいましたが、このほかにもドアのサッシュの部分を塗装したりしています。
これで全ての塗装は完了です。
組み付け・チェックをする
全て塗装が終わったら組み付けをしていきます。
リアゲートなどの大きなパーツは組み付けの際の干渉傷に注意して、複数人で取り付けを行います。
全て取り付けが終わったら最終チェックとして分解したパーツの建て付けや、動作確認をします。これで全塗装は完成です。
磨きを行う時は、組み付けの前後どちらかで行います。
磨きは予算の都合の対象によくなりますが、磨きを行うと塗面のボヤッとした感じが取れるのでキャンディー塗装やメタリックの場合は違いがはっきりわかってオススメです。
完成
完成しました!
同色の塗装なので、大きな差は写真だとあまり感じられないかもしれませんが、
近くで見ると約20年も前の車だと艶感や色の深みが違います!
ビフォーアフターです。
特にリアゲートの部分の艶感の差が分かりやすいのかなと思います。
完成後、とても楽しみに待って下さっていたE様に御連絡させて頂き、早速御来店頂いて綺麗に塗り上がった現車を確認して頂きました(^^)/
艶が出て綺麗になったアトレーを見て喜んでいただけました!!
そして今後のアフターメンテナンスもお約束してご帰宅となりました!
E様、この度はご来店ありがとうございました(^^)/
このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
・愛用されているお車の色褪せが気になる
・長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
・中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^)
現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!