日産 S15シルビア を同色全塗装しました!
愛知県高浜市にお住まいのS様より、愛車の全塗装の御依頼を頂きましたのでご紹介いたします!(^^)/
ホームページをご覧頂いて、遠方からはるばるお越し下さったお客様です!(^^)!
今回は、日産”シルビア”の7代目となった最終モデルS15型が入庫しました!!
最終型S15シルビアは、生産終了から20年以上経過した現在でも中古市場で価格が高騰し続けているほど大人気で、”S15”との愛称で多くの方に親しまれている日産のスポーツカーになります\(-o-)/
先々代であった、グッドデザイン大賞を受賞したS13シルビアも、その当時から高い人気を獲得した大ヒットモデルとなりましたね!
その後、6代目として波に乗ったようにS14型が発売されましたが、ボディが大型化されたことにより売れ行きが低迷し、その反省からシルビアは、5ナンバーサイズへと再び軽量化されました。
そうして7代目S15型としてバトンタッチを受け、再びシルビアの人気は再燃となりましたね(^^)/🔥
車の状態を確認する
今回は、塗装の色褪せが出てきたのでリフレッシュしたいという事で御依頼頂いたお客様ですが、お見積の際にお車を拝見すると、やはり太陽光の良く当たるボンネットやルーフ、他にもリアウィングやドアミラーなどにも塗装の劣化が見られる状態でした。
こうした経年劣化は、お車を長く乗られる上で避けられないものになりますが、S様のシルビアはとても大切に乗られているようで、塗装の劣化以外にはしっかりとお手入れが行き届いており、良好な状態でした!(^^)/
一部、左リア部のサイドステップスポイラーが割れていました(._.)
今回はせっかくの全塗装ですので、こちらのスポイラーは取り外して開いた穴をスムージングする方法で補修していきます!
下準備をする
部品を脱着する
さっそく作業の準備を行っていきます(^^)/
車体から取り外し可能なバンパー・ボンネット・ドア・トランクなどの外装部品を脱着していき、車両本体を骨組み状態にします。
下地処理をする
塗装をする前の下準備として、ボディ表面の小傷などを、パテ(傷や凹みを埋める下地材)とサフェーサーで補修していきます!
塗布後
塗布後
塗装をする
車両本体を塗装する
下準備が終わったら、いよいよ塗装をしていきます!
まずは車両本体の塗装をするので、車両ごと塗装ブースへと移動させていきます。
この段階で、ドアやトランクなどの部品を取り外した隙間となる部分を、ビニールシートやマスキングテープを使って、不必要な箇所にサフェーサーや塗料が飛ばないようにしっかりと養生します!
塗装後
今回は、元色と同色の全塗装なので、日産純正色のスパークリングシルバーというメタリックカラーを、少し濃いめに調色しました\(-o-)/✨
部品を塗装する
続いて、脱着していたドア・ボンネット・トランクなどの外装部品を、ボディと同じカラーで塗装していきます!
塗装ブース内の作業台へ各パーツをセットしていき、ドアの窓ガラスなどの塗装しない部分はしっかりとマスキングしていきます。
塗装後
乾燥させる
塗装後は塗装ブースから出し、遠赤外線ヒーターを当てて塗装面をしっかりと乾燥させていきます\(-o-)/
組み付けをする
塗装した車両と部品が完全に乾燥したら、脱着していた部品類を車両へと元通りに組み付けていきます!
いよいよ完成も近いです(^^)/✨
磨き作業をする(オプション)
ここからは、出来上がりを更に綺麗にする為の、仕上げの工程に移ります!
塗装をした車両や部品の表面をじっくりと点検していき、塗装の際に乗ってしまうような小さな埃やブツなどがあるかをチェックしていきます。
見つけた際は、コンパウンドという塗装面に使用する研磨剤を塗布して、しっかりと磨き上げていきます(^^)/
ティーアールシーは、併設した全塗装専門工場にて、高い技術での全塗装を提供しておりますので、この段階で見つけるブツと言っても、ぱっと見では分からない程度の小さなものになります。
あくまで最終チェックとして、光に透かすとうっすらと凹凸が見える場合もあり、そういったものを除去する事で、仕上がりに段違いの差が出ます!
(磨き作業はお客様のご意向に沿って行いますので、御予算などによっては行わない選択も出来ます😊)
トランク・リアウィング
完成
見事に新車の姿を取り戻したS15シルビアです\(-o-)/✨!!
太陽光によるクリア浮きや色剥げが目立ち、艶が引いてしまっていたルーフ・ボンネット・リアウィングも、見違えるほどの光沢感です(^^)/🌞
左リアのサイドステップは、まるで何も無かったかのような仕上がりです✨
近年の旧車ブームからか、とても希少価値のある旧車の全塗装や修理の御依頼を頂くことが増えてきました😊
生産終了している車になると、部品の供給も終了していることも多く、すんなりと交換修理では済まないケースも多く出てきます。
ティーアールシーには、ディーラーで断られるような修理も大好物な職人がお待ちしておりますので、旧車のキズや部品のことで悩まれている方も、是非一度ご相談くださいね(^^)/
フロントガラス・ドアガラス・クォーターガラス・リアガラスなどのモール類は、全塗装の際に合わせて新品交換をすることで、リフレッシュ感が増すのでおすすめです😊✨
今回はS様の御依頼で、日産純正サイドバイザーの取付作業も行いました(^^)/
交換前
交換後
交換前
交換後
青空の澄んだ良いお天気の日に、御納車を迎えることが出来ました!🌞
シルバーメタリックは、塗装の際に色ムラが非常に発生しやすく、重ねれば重ねるほど色が変わってしまうので、シンプルに見えて実はかなり難易度の高いカラーになっています。
当社の塗装職人にとっては、カラーを均一に塗装することは朝飯前なのですが、問題は、塗装後の磨き作業で”どれだけベースカラーの深みを引き出せるか”が重要なポイントになってきます!
今回のシルビアも、首を長くして待って下さっていたS様でしたが、塗装後の補修作業をこだわりたい所でしたので、「もう少しお時間を頂けますでしょうか😢」と事情を説明させて頂いたところ、素敵な方でしたので快く御理解下さり、じっくり時間をかけて取り掛かることが出来ました!
納車の際には今後のアフターメンテナンスもお約束し、ピカピカのS15に乗ってお出掛けされました🚗✨
S様、この度は御依頼ありがとうございました!✨
このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
・愛用されているお車の色褪せが気になる
・長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
・中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^)
現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!