シビック同色全塗装をしました!

H市にお住まいのY様より、愛車の全塗装のご依頼を頂きましたので、ご紹介をいたします(^O^)/
今回は、シビック タイプRが入庫をしました!

Y様は今回、同色の全塗装を希望されていました!
この型のシビックは1995年から2000年まで生産をされており、もう20年以上前のお車ですがまだまだ乗り続けたいとのことでした。
20年前の車ということもあって、ルーフが経年劣化で塗装自体が剥げていたりしていました。

部品を外す・下準備をする

今回はフロントガラスを外して塗装をするという仕様になりました。
ガラスを外すメリットは、塗装の際にマスキングでガラス周りのモールを傷めることないこと。
モールを覗いた時に、マスキングの見切りが見えないということ。
ついでに新品のモールに変えることができるので、新車と変わらない状態になることです。
デメリットはガラス脱着分の工賃がかかってくるので、見積もりが高くなってしまうことでしょうか。

車両から取り外し可能なバンパードアミラーアウターハンドルなどの外装部品を脱着し、車両本体を骨組み状態にしていきます!
必要なパーツの分解が終わったら下地作業を行なっていきます。

凹んでいる箇所だったり大きな補修作業が必要ならパテ等を用いて直していきます。
すごく小さな傷だったり穴はサフェーサーという塗料下地材で埋まることがあります。
このサフェーサーはパテや旧塗膜の上から塗った塗料の密着性を上げる役目もします。

バンパーやウィングといった部品も同様に下地作業を進めました。
黄色は塗料自体がとまりが悪い色で透けやすく、垂れやすい色でもあるのでしっかり下地作業を進めて、塗装で不具合が出ないように気をつけます。

塗装をする

下地作業が終わって、下地作業をやってないところも丁寧に砥いで塗装の準備をしていきます。
全て研ぎ終わったら車を塗装ブースへ移して再度マスキングをやり直してから塗装をします。
同色塗装なので大きくは変わりませんが、黄色の色がしっかり乗った状態でクリアーのツヤの戻ったのがわかります
塗装が終わったら、自然乾燥または赤外線のヒーターを用いてしっかり乾燥をさせます。

分解したパーツも本体同様に塗装をしていきます。
ドアは塗装がしやすいように治具に吊るしてから塗ります。

ミラーやウィングも同色に塗装をしました。

写真にはないですがフロントバンパーやリアバンパーの一部にブラックを塗って塗り分けをしました。
これで全ての塗装が完成です。

組み付け・磨き

塗装が全て終わったら組み付けをしました。
その後磨き作業を行いました。
磨き作業を行う目的は塗装は乾燥をしたら、塗料のシンナーが抜けて塗装の肌がキュッと締まり塗面を見ると少しぼやっとした感じになります。
塗装後の磨きはそのボヤッとした感じを、ポリッシャーという磨く機械を使って磨くことによって、塗装時に乗ったブツや埃を取りながら塗面をより滑らかにしてボヤッとした感じから艶感のある状態にすることが出来ます。
磨きが終わり、最後に手洗い洗車をして完成です(^^)/

完成

組み付けと磨きが終わり、無事全行程が終わりました!
クリアーの艶が戻り、ベースの黄色も紫外線によって少し引いていたので
その分新車の様なはっきりとした色味の黄色になったと思います!!

施工前と施工後の比較画像です。
天候や撮影時の日照条件が違うので、劇的な変化は画像では分かりにくいですが
艶感違いだったり、色の深さだったりが少し違ったりします。

そうして待ちに待った納車の日を迎えました!
首を長くして待って下さっていたユーザー様にも御連絡させて頂き、早速御来店して下さり現車を確認して頂きました。
新車の様なツヤツヤしたシビックを目の当たりにしてとても喜んでいただけました
今後のアフターメンテナンスもお約束し、ピカピカのシビックに乗って御帰宅となりました。
Y様、この度はご来店ありがとうございました(^^)/


このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
愛用されているお車の色褪せが気になる
長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい

などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^)

現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!