ジュークを同色全塗装をしました!

N市にお住まいのS様より、愛車の全塗装のご依頼を頂きましたので、ご紹介をいたします(^O^)/
今回はジュークが入庫しました!

2010年に販売開始をしたこのジューク、なんと日本では1代限りの生産。
1代限りとはいえ特徴的なデザインなので今でも街中で見かけると目を惹きますね。

入庫時の車の状態はというと、大きな板金が必要な箇所は無かったですが、ルーフとボンネットの塗装がやれていました。
他にも塗装のヤレている部分や、塗り分けの部分は下地材の塗装が必要になります。

部品を外す・下準備をする

下地作業をする前に、ヘッドライトやドアノブなど取り外し可能な部品を外します。
取り外しをしたら、下地の必要な部分から塗装の悪い部分を取り切るようにしっかり研いでいきます。

悪い部分を研ぎ切った後は、サフェーサーという下地材を吹いていきます。
サフェーサーには小さな傷や凹みを埋めて平滑にする役割の他にも、防錆や古い塗装との密着性の向上や、色を塗る際の下地色の役割も果たします。
黄色などの色には白のサフェーサーなども使用をしますが、今回はグレーのサフェーサーを使用しました。

サフェーサーが乾燥をしたら、研いで塗装の準備をします。
このタイミングでフロントガラスとリアガラスを外しました。
塗装前にガラスを外すメリットは塗装時にガラス周りのモールをどうしても折る必要があるのですが、その必要がなくなることやモールの中を覗いた時に見切りの線がないこと、新品のモールに交換が容易なことが挙げられます。

分解をしたパーツも本体同様に下地作業を行いました。
サイドミラーはカーボン調のもので、足つけのみで塗装ができないため下地作業が必要でした。

分解した部品も下地作業が完了をしたら、本体の塗装をしたいきます。

塗装をする

本体を塗装ブースに移動をさせました。
塗装をするために下地作業で使用したマスキングは取り外して塗装用のマスキングにしていきます。
塗装用のマスキングは、新聞紙のような毛羽立つ素材ではなく、ハトロン紙といったツルッとした素材のものが好まれます。
なぜなら埃などをはじめとした毛などが、静電気によって塗装中の車に張り付いてしまうからです。
マスキングが終わって、皮脂などの皮脂が塗装に悪さをしてしまうので脱脂を行い、なるべく静電気で埃を寄せ付けないようにする除電を行ったらいよいよ塗装です。

本体の塗装が完了をしたら遠赤外線のヒーターまたは自然乾燥をさせます。
写真にはありませんでしたが、分解をした本体と同じ色に塗るパーツを先に塗装をします。

本体色が塗り終わったら、塗り分け用のパーツも塗っていきます。
バンパーやサイドミラーやナンバーのフレームなど細かいパーツも多いですね。
塗り分け用のパーツの塗装が終わったら、塗装作業は終了です。

完成

完成しました!
同色の塗装でしたが、艶感や色が蘇りましたね!!
グリルの部分のパーツを塗ったり、モールも取り替えをしたので新車のような仕上がりになりました。

比べてみると色が全然違うことがわかりますね!
紫外線によって青みがだいぶ褪色していたのがわかります。

完成後、とても楽しみに待って下さっていたS様に御連絡させて頂き、早速御来店頂いて綺麗に塗り上がった現車を確認して頂きました(^^)/
ピカピカになったジュークを見て喜んでいただけました!
そして今後のアフターメンテナンスもお約束してご帰宅となりました!

 このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
愛用されているお車の色褪せが気になる
長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^)

現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!