ランドクルーザー プラドを同色全塗装しました。
K市にお住まいのK様より、愛車の全塗装のご依頼を頂きましたので、ご紹介をいたします(^O^)/
今回全塗装をしたのはトヨタのランドクルーザー プラド。
LINEからお問い合わせをいただき、その後ご来店いただいて、施工内容や仕上がりについて詳しく打ち合わせをさせていただきました。
入庫時
力強い走りと耐久性で人気の「トヨタ ランドクルーザー シリーズ」。
1951年に誕生をしてから今なお世界中の悪路を走り抜け、SUVブームの後押しも合って今なお古い型から新しい型まで人気があり、古い型も復刻するほどの大人気です。
今回は「思い入れのある一台だから一生乗り続けたい!」というK様よりランドクルーザープラドの全塗装のご依頼をいただきました。
ガラスを含む分解からよりクラシック仕様にする為のスムージング、全塗装の仕上がりまで、施工の様子を詳しくご紹介したいと思います。






入庫時の状態は下の画像を見て分かる通り、ボンネットの艶は引いていて、塗装がやれている状態でした。
ボンネットやルーフは特に紫外線やエンジンの熱によって塗装が他のパーツよりも悪くなりやすい場所になります。
クリア層が剥がれた状態を放置すると、紫外線が塗膜の奥まで浸透してしまい最終的には錆につながってしまします。
車の塗装は見た目の印象も良くするほかに、車の鉄板の部分を錆びから守る役割をしています。
錆びてしまってからはもう錆びの進行を遅らせるほかなくなってしまいます。


ルーフは目立って悪いところは見受けられませんでしたが、少し艶が引いているのがわかります。
このルーフにシボ塗装をすることになりました。


部品を外す・下準備をする
全塗装の始まりは分解からスタートです。
ヘッドライトやドアノブなどを分解が終わったら、下地などの準備をしていきます。
スムージング処理
今回はドアミラーをクラシック仕様にするためにフェンダーに移設をしました。
フェンダーに移すということはドアにミラーの設置跡が問題になっていきます。
それを解決するための作業がスムージングといい、穴を埋めて平滑にし穴がなかったような状態に加工をしました。


スムージング処理は穴をハンダで埋めます。
穴が埋まったらペーパーで研いで手で触っても違和感がないような状態にしてから、パテを塗り、パテが乾いたらサフェーサーを塗ってパテなどの穴などを埋めて塗装の下地を作りました。
パテを厚く塗ってしまうと、塗装をして時間が経った時にパテの枠が浮いてきてしまうことがあるので、ハンダ溶接をした後の研ぎなどが重要になってきます。
塗装は下地が一番大事と言われる要因はこういうところにもあったりします。


塗装の剥離をするメリット
今回の塗装ではボンネットなど分解できるパーツの古い塗装は剥離しました。
ルーフなどの分解できない部分は剥離剤での剥離ができず、全て手で研ぐことによって剥離をしなければいけないですが、分解をすると剥離剤を使うことができます。


ボンネットに剥離をすることによるメリットを紹介したいと思います。
- 再剥離の完全防止
- 劣化して密着力が落ちた古い塗膜を削り落とすことで、新しいサフェーサーや塗料が金属素地に強固に密着し、数年後に再び塗膜が浮いたり剥がれたりするトラブルを回避することができます。
- 隠れたサビの早期発見と防錆リセット
- 見積もりの段階での塗面でわかることとわからないことがあります。下地作業をしていてここにもこんな不具合があった!というの作業をしていると出くわす現象です。そんな塗膜のひび割れから侵入した水分による「見えない初期サビ」を素地レベルで完全に除去し、防錆剤を再塗布してボディの腐食・穴あきを食い止めることができます。
- エンジン熱と紫外線に対する耐久性の向上
- ボンネットは下からの「エンジン熱」と上からの「直射日光」を同時に受ける過酷な環境です。剥離をすることによって健全な下地の上に耐候性・耐熱性の高い塗料を規定の厚みで再構築することができます。
- トータルコストの抑制(再施工リスクの回避)
- パテ埋めや簡易的な上塗り補修では見えない部分の不具合が時々悪さをすることもあります。一度素地まで剥離して仕上げることで長期的なメンテナスコストを最小限に抑えられます。
なるべく長く塗装が綺麗なまま持って欲しい。全サフはそういった方におすすめです。
全塗装をする際に悪い部分だけは下地作業をし、他は足つけのみにする部分サフか、全体的にサフェーサーを入れる全サフか迷われる方も多いはず。
コストのことを考えたらもちろん部分サフに軍配は上がりますが、全体的にサフェーサーのメリットもあります。
サフェーサーを全体的に入れることによって塗装の密着が向上すること。
足つけのみの古い塗膜の上ではないので新しい塗料の吸い込みなどが少ないこと。
古い塗膜が内側から悪さをする可能性が少ないこと。
見つけにくい小さな傷や凹みもサフェーサーしっかり埋まる。
希望の色が赤などで狙った発色をしてほしい場合。
などといったことがあります。
色にこだわりがあったり、見積もりが高くなっても古い車をこれからもずっと乗り続けたいなどといった方には是非是非おすすめしたいです。




今回は一生乗り続けたいというオーナー様と相談をした結果、全体的にサフェーサーを塗ることになりました。
分解をしたパーツも本体同様にしっかりと下地作業をしました。


塗装をする
同色なので、ルーフも塗り分けをしました。
ルーフを塗り替えにする場合は本体の塗装よりも先に塗装をし、塗装が終わるとマスキングをして本体の塗料がつかないようにピッタリと塗装を隠します。
今回も写真を見てわかる通り、本体はサフェーサーが終了をした段階でルーフの塗装をしました。
シボ塗装について
通常の塗装は触るとツルッとしているのが特徴ですが、
シボ塗装は表面がざらざらとしたのが特徴です。チッピングなどの意匠を総じてシボ塗装と言います。
シボ塗装は磨くとツルッとしてしまうので、塗り直しをすることなく1回の勝負です。
少し特殊な塗料を使ってシボ塗装をすることもありますが、今回はエアーガンで調節をして塗装をしました。




ルーフの塗装が終わってしっかり感想をさせた後、本体の側面の塗装に入るためにぴっちりと本体の色が入らないようにマスキングのし直しをします。色が入って被ってしまうと磨きによる取り除きなどもできないので、慎重に行いました。
塗料を作る
今回の塗装は同色塗装でした。
前と同じ色を塗ってくださいというご依頼ですが、同色塗装でもカラーは同色の純正色をベースに、お客様のご要望に合わせて、少し濃いめの色合いに仕上げています。
これぞ全塗装の醍醐味ですよね!
お客様の納得いく色にして欲しいので、どういう色にするか見積もり時にしっかりと教えてくださると完成時の満足度が上がります。






上のように塗った後はしっかりと乾燥をさせました。
分解したパーツの中で艶消しの黒に塗ったパーツもありました。
シボ塗装同様に磨くと艶が出てしまうので、埃などは極力乗らないよう注意を払いながら塗装をしました。
バンパーは本体についている部分があったので、本体の塗装に乗らないようにしっかりマスキングをております。
ワイパーのアームやブレードなどもこういう全塗装の時にリフレッシュで色を塗っておくとより新車の状態へと近くなっておすすめです。








全て乾燥をさせたら、組み立てをしました。本体の塗装で埃やブツなどが乗っていた場合はここで磨きをします。
その後、動作や立て付け確認などをして最終チェックをした後完成です。
完成
細部まで丁寧に仕上げたランドクルーザープラドの全塗装が完了しました!
今回はあえて色を変えない「同色全塗装」。長年愛着を持って乗られてきたお車の雰囲気はそのままに、まるで納車された当時のタイムカプセルを開けたかのようなフレッシュな輝きを取り戻して輝いていますね!
輝きを取り戻した車の洗車やドライブは塗装前と気分が変わってまた新しい気持ちで沢山の思い出ができそうです。




ランドクルーザーのようなタフなSUVでも、年数が経つとどうしても紫外線やエンジンの熱による塗装の劣化(クリア剥げ・色褪せ)は避けられません。
しかし、今回のようにお車の状態に合わせて「剥離作業」や「全面サフェーサーによる下地補修」を適切に行えば、新車以上の輝きを取り戻すことができます。








完成後、とても楽しみに待って下さっていたK様に御連絡させて頂き、早速御来店頂いて現車を確認して頂きました。
塗り上がったプラドを見て大変喜んでいただけました!!
このように当社では、確かな技術を持った職人が自信を持って施工させて頂きますので、
・愛用されているお車の色褪せが気になる
・長年乗り潰したのでそろそろイメージチェンジしたい
・中古で購入されたお車を自分好みの色にカスタマイズしたい
などでお悩みの方や、全塗装を考えられている方は是非、お気軽に小牧市のティー・アール・シーまで御連絡ください。お待ちいたしております(^^)


現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
まずはお問い合わせを!


現在のお車の状態やご希望の作業内容、色によって価格は大きく変わります。
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